投資用マンション、中でもワンルームマンションを投資用に購入しようと考える場合、売却価格や表面利回りももちろんですが、場合によってはそれらより立地を重視した方がよいこともあります。
本記事では、投資用マンションでもっとも重視すべき立地について、立地選びのポイント等お伝えしていきます。
投資用マンションでは立地が最重要
不動産投資において、保有物件の立地は空室率や将来の資産価値に大きく影響を及ぼすことから重要なポイントとなります。
とはいえ、一戸建ては立地が悪くとも活用の道があるなど、物件の種類によって多少の違いはあります。
そうした中で、特に立地が重要になるのがワンルームマンションです。
ワンルームマンションは独身の会社勤めの方が主なターゲットとなるため、会社に通いやすく、生活しやすいといった点が重視されるからです。
投資用マンションの立地で重要視したい3つのポイント
投資用マンション、中でもワンルームマンションを購入する場合、その立地については以下の3つのポイントに注目しましょう。
- 駅から徒歩10分以内で複数路線利用可
- コンビニが近くにあるなど周辺環境良好
- 競合するマンションが少ない
それぞれについて、詳しく解説したいと思います。
駅から徒歩10分以内でターミナル駅近く
まずは職場へのアクセスを考え、駅から徒歩10分以内、しかもその駅には複数の路線が通っており、近くのターミナル駅までの駅数もそう遠くないところがよいでしょう。
コンビニが近くにあるなど周辺環境良好
次に、生活の利便性を考慮してコンビニやスーパーなどの施設が近くにある物件だとよいでしょう。
特にコンビニは生活に必要なものが人取り揃うため、仕事で遅くなることの多い方にとっては近くにコンビニがあることが入居の決め手となることもあります。
コンビニやスーパー以外には、コインランドリーもあると便利です。
入居者によっては自宅に洗濯機を置かず、コインランドリーで洗濯する方もいらっしゃいます。
その他、利用頻度は高くないですが銀行や病院なども近くにあると安心感があります。
競合するマンションが少ない
購入時点で、同じような価格帯のマンションがどのくらいあるか事前にチェックしておきましょう。
競合するマンションが少なければ入居者が集まりやすくなります。
なお、近隣でマンションの新築の予定はないか、また、マンションが建つような広めの空き地がないかも確認しておくとよいでしょう。
投資用マンションの立地で優先順位の低い項目とは
一方、立地について、ワンルームマンションではあまり重要視されないものあります。
例えば、小学校や幼稚園が近いという点については、ファミリー向けには大きなメリットとなります。
一方、単身者向けに考える場合「子どもの声がうるさい」など、デメリットになってしまうことさえあります。
また、単身者のかたは日中家にいることがあまりないため、陽当たりの良さもあまり重要視されない傾向にあります。
もちろん、幼稚園や小学校に近いと治安がよくなるため、そうした物件を求められる方もいらっしゃいますし、休日は家にいるのだから陽当たりがよいほうがよい、という方もいらっしゃるでしょう。
とはいえ、一般的な傾向としてこれらの事柄は優先順位が低くなりやすいと言えます。
入居者像を思い浮かべた立地選びを心がけよう
投資用マンションで重要視すべきポイントとして、立地についてお伝えしました。
不動産において立地が重要なことは、全体的に言えることですが、その中でもワンルームマンション特有のポイントがあります。
投資湯にワンルームマンションの購入を考えられている方は本記事でご紹介したポイントを参考にご検討してみてください。