海外不動産に興味を持ったはよいものの、実際にどのような手続きを取れば物件を購入できるのでしょうか？t

本記事では、海外不動産の購入方法をお伝えすると共に、海外不動産購入において重要となるエージェントについて、よいエージェントを見つけるためのポイントをお伝えしていきます。

海外不動産の購入方法

海外不動産の購入方法には主に以下の2つがあります。

• 日本の不動産会社を経由して購入する
• 現地の不動産会社を経由して購入する

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

日本の不動産会社を経由して購入する

日本の大手不動産会社の中には海外不動産情報を仕入れる部門があり、その部門を通して不動産を購入することができるようになっています。

一般的に取引価格がやや割高となっていることが多く、また国内の不動産購入と同じく仲介手数料を支払う必要があります。

現地の不動産会社(エージェント)を経由して購入する

現地の不動産会社(エージェント)を経由して不動産を購入する方法では、うまく活用すれば割安でよい物件を購入できる可能性がありますが、日本語をサポートしておらず、言語の壁が厄介になることが少なくありません。

なお、日本では仲介手数料を売主と買主がそれぞれ取引価格の3%+6万円+消費税を支払いますが、海外では国によって取扱いが異なります。

例えば、アメリカでは売主が仲介手数料を6%負担し、買主は負担する必要がありません。

こうした国ごとの法律や税制についても一通り理解してからコンタクトを取ることをおすすめします。

中には、不親切なエージェントや詐欺まがいのエージェントもおり、よい海外不動産を取得するためにはよいエージェントを見つけることが非常に大切なことだと言えるでしょう。

よいエージェントを見つけるための3つのポイント

日本において、海外不動産販売に対しては許認可が必要なく、少なからず怪しい業者も存在するのが実際のところです。

そこで、ここではよいエージェントを見つけるための3つのポイントをお伝えします。

言語の壁を乗り越えられるか

言質の言語に堪能で、現地のエージェントと直接交渉を持てるのであれば問題ありませんが、多くの方はそうではありません。

海外不動産では、外国語で書かれた契約書にサインしなければならないこともあり、日本語でサポートしてくれる会社を選ぶことが大切です。

具体的には、ホームページが日本語で作られているかどうかや、外国語の説明書の内容を日本語で分かりやすく解説してくれるかどうかを見てみるとよいでしょう。

エージェント任せにしない

これは国内不動産の購入の際にも似たところがありますが、物件購入にあたっては、分からないなりにでも自分で現地に足を運び、自分の目で確かめた上で物件購入の判断をすることが大切です。

全てエージェント任せでは、失敗する可能性は高くなってしまうでしょう。

粘り強く相性のよいエージェントを探そう

海外不動産投資の成功にはよいエージェントとの出会いが何より大切であり、それは知識や経験、情報量、誠実さなども重要な要素ではありますが、「自分と相性がよいか」も一つの基準として持っておくとよいでしょう。

また、そうしたエージェントに会えるまで粘り強く探し続けることが大切です。

海外不動産購入ではエージェント探しから始めよう

海外不動産購入では、よい物件選びもさることながら、法律面、税制面で手厚くサポートを受けられるエージェントを見つけることが何より大切です。

実際に物件を購入する前に、よいエージェント探しに一番の時間をかけるくらいのつもりでいるとよいでしょう。